成婚例その1

40代の女性。同世代の男性とお見合い。

男性が気にってくださり、交際がスタート。

でも女性は、「趣味が違いすぎる。無口で何を考えてるかわからない」と、デートの後は必ず来所して、いろいろな心配事を話して帰られます。

その都度時間をかけて一つずつ説得。

どうも心配性で一歩踏み出せないタイプのようです。

しかし、私はお相手の仲人さんから無口ではあるけれど、性格がとてもいい方だとの情報を得ておりましたので、

彼女には、「何を考えているかわからないと思うのなら、あなたから問いかけてみて、必ず応えてくれる人だと思うから」とアドバイス。

二か月後成婚となりました。

後日談ですが、

お互いに全く違った趣味を通して、価値観が似ていることに気が付くことができたそうです。

「お見合いという出会いでしたが、結婚してから恋愛しています」

「もっと早く石原さんの所に行けば良かったです」

といっていただきました。

 

成婚例その2

30代の女性。同世代の男性とお見合い。

交際スタート。

度々相談で来所。彼女を大切にしてくれるのそうですが、男性は何でも口にするタイプなので何かにつけて傷つくそうです。

どちらかというと控え目の女性。

お相手の仲人さんに連絡。男性の人柄を確認。仲人さん曰く、確かにそういうところがあるけれど、悪気はないし、さっぱりしたした性格だとのこと。

「でもそれは言い過ぎよね」と、お相手の仲人さんが彼に電話。

その数時間後、仕事中にも拘わらず、彼から電話で「すみません。そんなつもりで言ったわけではないんですが、僕がこれからも失礼なことをいったら、遠慮なく仲人さんを通して叱ってください」と。彼女が嬉しそうに報告してくれました。

三か月後無事成婚。

その後は、彼女もほんの少し言い返せるようになったそうです（笑）

 

成婚例その3

30代の男性。

お見合い後、「断ろうと思います」とのこと。

理由を聞くと、お見合い後、一緒に帰る電車の中でもずっと話しているほど会話は弾むのだそうです。

でも、「顔が好みではない。お見合い写真とは随分違ったんです」とのこと。

私は、長く仲人をやっているけれど、そんなに話が合う相手に巡り合うことは滅多にないことだから、断らずに少しお付き合いしてみたらと、交際がスタート。

待ち合わせの場所で、向こうから歩いてくる彼女を見ると、テンションが下がるのだそうです。

でも20分位すると、会話が楽しくて気にならなくなるそうです。

見た目など、相性の良さと比べると大したことではないという、私の経験談を。

長い時には2時間ほど説得。交際して三か月、彼女が可愛くて見えて仕方ありませんと無事成婚。

どこに行っても何をしても、一緒にいることがとても楽しいそうです。

 

成婚例その4

この方の場合は特異な例となります。

47歳の看護師をしている女性。

勤務が不規則のせいでなかな婚活が上手くいきません。

1年求職して婚活に。この１年で決まらなければ結婚を諦めますとまで。

３つの結婚相談所に在籍。55回目のお見合い（お見合いの領収証をすべて取っていたそうです）で成婚に至りました。

彼女曰く、「この人と最初にお見合いしていたら、成婚に至らなかったと思います」

「石原さん、諦めないことが大切ですね」と。

よく頑張った！！！

回数を重ねることで、自分なりの決断が下せたのだと思います。